バラク・オバマの支持率

このままいくと、まだまだバラク・オバマの支持率は伸びそうにありませんが、国民はまだ彼を信頼しています。
金融界の暴走、富裕層の税制優遇などにより、民主党政権の大幅黒字を食い尽くしただけに、バラク・オバマに対する期待値はかなり高かったのです。
そして、2年後の中間選挙の際には、長引く不況もあってか、バラク・オバマ大統領の支持率は、4割台へとさらに落ち込んでいきます。

バラク・オバマに対する支持率の高さは、まさに、1929年当時の大恐慌に継ぐ財政難を乗り越えてほしい期待の表れでした。
そうした期待が高まり、バラク・オバマ大統領の就任当初は、実に7割台の異例の高い支持率でスタートしました。
ただ、依然高い失業率を保っていることもあり、バラク・オバマ大統領の支持率は伸び悩みます。

バラク・オバマの前の政権である前ブッシュ大統領の支持率は、いかなるものだったのでしょう。
911の後、イラク戦争に突入した直後は高い支持率だったのですが、バラク・オバマと同様、後半は悲惨なものでした。
前代未聞の天文学的な赤字を抱えた政府に辟易していた時だったので、バラク・オバマの支持率は高くて当然だったのです。バラク・オバマの支持率が高いのかどうかは気になるところですが、今のところは低迷しています。